お見合い・デートで話題がない?| 婚活に使える会話力養成講座

お見合い・デートで話題がない?| 婚活に使える会話力養成講座

結婚相談所でのお見合いやデートの最大の目的は何でしょうか。それは、相手のことをよく知って結婚相手として考えられるかどうか判断することです。相手のことをよく知るためには、会話が必須です。見た目や服装、雰囲気などから感じられるものは多くありますが、会話をしないまま結婚するかどうかを判断するというのはほぼ不可能でしょう。普段の生活で当然のように行う会話ですが、多くの方がうまく話せないと不安や苦手意識を持っています。今回はそんな不安や苦手を解消し、楽しく会話をしながら相手のことをもっと知るためのポイントを解説します。

お見合いやデートでの会話がうまくいかない原因

結婚相談所での婚活において、お見合いやデートは絶対に避けられません。そのお見合い・デートで最も大きな割合を占めるのが「会話」です。つまり会話がうまくいかないとお見合いやデートが失敗に終わってしまい、婚活そのものも失敗してしまう可能性がとても高くなります。ではどうして会話がうまくいかないのでしょうか。実はその原因は大きく2つあります。

話題がない

会話がうまくいかない原因の一つは「話題がない」ことです。話すテーマが無ければ会話は成立しません。しかし、実際に「話題がない」ということがあり得るでしょうか。自分の身長や髪形、今朝食べたもの、明日したいこと、仕事で起きたこと。話題自体は探せばいくらでもあります。しかしそんな話をする人はいません。それは、相手が楽しめるような内容ではないからです。
つまり、「話題がない」というのは正確には「会話が盛り上がる、相手が楽しんでくれる話題がない」ということです。自分が興味のあることや面白いと思ったことを話しても、相手もそれが楽しいと思ってくれるかどうかは分からない。そんな不安からなかなか話をしにくくなってしまうのです。

話が広がらない

相手が楽しんでくれる話が分からないという悩みを解決する強力なツールが、結婚相談所にはあります。それは、お見合い(デート)相手のプロフィールです。プロフィールには相手の趣味や好きなことなどが記載されているので、事前に読んでおくことで話題を作れます。相手が好きなことと書いてくれている内容なので、興味を持っていないということはありません。しかしそれでもなかなか会話がうまくいかないことがあります。それは、好きなことについて話を広げられないからです。プロフィールに書いてある内容とほぼ同じことしか分からなければ、また別のことを話すしかありません。しかし話題がコロコロと変わっていくばかりでは、準備したテーマもいずれ尽きてしまいます。

「話題がない」問題の解決方法:聞き上手になる

会話がうまくいかない原因について説明しましたが、実は解決方法はシンプルです。
「聞き上手になる」=「相手にたくさん話してもらう」ことで会話はうまく行きます。
具体的にどのようにすれば良いか、ポイントを解説します。

聞き上手=話していて安心する人になる

聞き上手という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。言葉のとおりに受け取ると、話を聞くのがうまいひと、という意味ですが、具体的にはどういった人でしょうか。それは、「話していて安心できる人」です。しっかりと話に集中してくれている、理解したうえで反応を示してくれる。そういった相手には、人はもっと話をしたくなります。その結果、自分から好きなことについて話をしてもらうことができ、自然と話題も増えていきます。そんな聞き上手の方がしていることを紹介します。

聞き上手な人がしていること①:話しやすい雰囲気を作る

聞き上手な人には、相手の話を聞こうとする心構えがあります。そしてその心構えが態度にも表れます。具体的には、相手の方に身体を向けて、ニコニコとしながら、表情や頷きで反応を示して話を聞いています。話し手にとって、興味を持ってくれているということが明らかに分かるのです。ここで大切なことは、もし内容があまり分からなかったり興味を持てなかったりしても、同じ態度を取る、ということです。相手の話を楽しみ、興味をもって聞く姿勢があると、相手も楽しく話をしてくれます。その結果、よくわからなかったこともだんだんと理解でき、会話が盛り上がりやすくなります。

聞き上手な人がしていること②:会話の20%だけ話す

聞き上手な人は、会話全体の中で自分が話す量を把握し、調整しています
目安としては 80%:20% です。つまり、会話全体の中で自分が話す時間を2割までにとどめています。
もちろん話している内容や関係性によってこの割合は変わりますが、2割だけ話そうと思うと、相手の話をしっかりと聞き、適切な反応を意識しなければなりません。人は、自分の話に対して適切な反応が返ってくると、もっと話をしたくなります。その内容は自然とより深いものや関連する話題になるので、相手の考え方や大切にしていることを知ることができます。

聞き上手な人がしていること③:上手な質問を使う

話す量を2割にするといっても、相手が話をしてくれなければ沈黙ばかりになってしまいます。そこで聞き上手な人は、適切な質問をして話をより深く、より広くします。具体的に気をつけているポイントはこの2つです。
①オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの使い分け
オープンクエスチョンとは、相手に自由に回答してもらう幅広い問いかけのことです。例えば、「結婚についてどう思いますか?」や「週末はどう過ごしましたか?」という質問です。オープンクエスチョンは、話を広げます。まだ相手のことが良く分かっていなかったり、抽象的な情報しかないときに使います。どんな状況でも質問ができる便利な聞き方ですが、話題が必要以上に広がってしまったり、思ったような答えが得られなかったりすることがあります。

一方のクローズドクエスチョンとは、選択肢を提示して相手の回答を絞り込む問いかけのことです。「結婚したいですか?」や「週末はどこにお出かけしましたか?」のようにはい・いいえで答えてもらったり、選択肢を絞り込んだりする質問方法です。オープンクエスチョンが話を広げるのに対し、クローズドクエスチョンは話を深堀りします。話題が逸れることなく、話している内容について追加情報を得られるのが強みです。一方で相手に連続して質問をしてしまう場面が多くなり、会話というよりも問い詰められているように感じてしまう可能性があります。

聞き上手な人は、この2つの質問方法を上手に使い分けています。まず、相手にとって話しやすいオープンクエスチョンで盛り上がれそうな話題を見つけます。楽しそうに話してもらえる話題が出てきたら、一度クローズドクエスチョンで場所や時間などの詳細について聞き、その後どう思っているか、なぜそのようにしたかといったオープンクエスチョンで話を広げます。会話の流れを意識しつつ、相手が話しやすいように合いの手を入れるイメージです。

②How と Why の使い分け
聞き上手な人がしている工夫がもう一つあります。それが、How(どうやって)とWhy(なぜ)の使い分けです。ある行動や結果に対して、Howは手段、Whyは目的(理由)を聞くことができます。例えば会話の中で相手の方の好物がリンゴだと分かったとき、「リンゴをどうやって食べるのが好きですか?(How)」と「なぜリンゴが好きなのですか?(Why)」の二つの質問では返ってくる答えが大きく変わります。Howの質問は話題を具体的にします。自分もリンゴが好きなら、好きな品種や料理名、リンゴがおいしいケーキ屋さんなどの話ができるでしょう。一方、Whyの質問は話題を抽象的にします。リンゴが好きな理由が色であれば、サクランボやトマトはどうなのか、なぜ赤色が好きなのかという話ができます。好きなもののような気軽にできる話であればあまり気にならないのですが、少し深い話、例えば結婚観や大切にしている価値観の話になると、この使い分けができることで相手のことをしっかりと知ることができます。なぜその考え方をするのか、その考え方がどういった行動につながるのか、といったことを聞けるようになります。

お見合い・デートの経験数=聞き上手になるための近道!

今回は婚活で使える会話力を身につけるため、「聞き上手になる」という方法をご紹介しました。
しかし知識としてこの方法を学んでも、実際に使いこなすためにはくり返し練習するしかありません。家族や友人のような身の回りの人と話すときに心がけるのはもちろんですが、それに加えて多くのお見合いやデートをこなすのが最も効果的です。
結婚相談所をフル活用し、活動しながらスキルを磨いていきましょう!

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